2015年10月12日(月)
山梨県と長野県の県境に位置する奥秩父の百名山、金峰山(2599m)に行って来ました。

埼玉から近そうな割に意外とアクセスが困難で、「いつか瑞牆山とセットのテント泊で」と考えていましたが、なかなか休日と天候の折り合いがつかず、比較的登山口までの運転距離が短めなアコウ平から登ることにしました。
アコウ平~御室小屋跡~金峰山頂まで、山と高原地図では破線となっています。
金峰地図
天気予報の通り気持ちの良い秋晴れの朝、全線舗装された牧丘林道を長いこと走ると、登山口のアコウ平に到着。
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車10台くらい入りそうな駐車場です。
寒くはないので、上は半袖一枚になって8:40スタート。

まずは沢沿いの登山道まで下ってゆきます。
森の中に入ってゆくと踏み後は徐々に薄くなってゆき、道らしき道が見当たらない斜面を、先行者のものと思われる真新しい足跡を辿りつつ下ると、幅広で明瞭な登山道に出ました。
どうやら途中でメインルートを外れていたようです。

軌道跡らしき水平道を進むと沢への下降分岐があります。
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そこを下ると沢に出合いました。
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沢を飛び石で渡りそのまま先へ進むと、もう1本の沢があります。
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沢の先には平坦地がありビンが沢山落ちているのが見えたので、この沢も渡って進みましたが、これは大きな間違いでした。

平坦地に出てから沢沿いに進む明瞭な道を発見し、5分ほど進むと踏み跡が薄くなり、ここで初めてスマホのGPSで現在地を確認すると、全然見当違いの場所を指し示しています。
樹林帯の中なので、はじめGPSの精度を疑いましたが、コンパスを見ると真逆の方向を指していてビックリ!
地図をよく確かめると沢の渡渉は一回だったので、元の場所に戻ると尾根に登って行く道とピンクテープを発見しました。
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なんとか道迷いから脱出。

沢から緩やかに登ってゆきます。
所々不明瞭な踏み跡の不明瞭な場所がありますが、ピンクテープ等の目印は要所にあり、それを探しながら進んでゆくと、沢状のガレ場に出合いました。
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渡るのか思いきや、右に折れ沢状のガレを登ります。
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ガレを5分ほど進むと、右の尾根に上がるようピンクテープが招いているので従います。

尾根上をしばらく進むと、9:30御室小屋跡に到着しました。
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正面は建屋が残っていそうですが、裏側は完全に崩壊しています。
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地図では右俣の三薙沢に水場マークがありますが、確認には行きませんでした。
しかし小屋のすぐ左(西側)に小川があり、水が流れていたので、いずれも煮沸して飲むなら、こっちで良さそうです。

ここまでは不明瞭な緩やか登り、ここから明瞭な急登となります。

細い尾根に取り付き5分ほど登ると、鎖付きの大岩が現れます。
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見た目ほど傾斜は無いので、濡れていなければ鎖に頼らず歩けます。
岩を上がり切って振り返ると富士山が!
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再び尾根を登ってゆくと片手回し岩。
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少し岩をよじ登ると、目指す金峰山頂が見えました。
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また尾根上を大きな岩を巻ながら登ってゆくと、所々視界が開け、山頂に近づいていることを実感できます。
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だんだん木々の背丈が低くなり、大きな岩が露出してきた時、本日初のハイカーとすれ違いました。

山頂まであと5分くらい、五丈岩の上に人が立っているのが見えます。
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そして11:30金峰山登頂。
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先ほどの静寂な登山道と打って変わって、山頂周辺は多くのハイカーで大賑わいでした。
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せっかくなので五丈岩に少し登ってみることに。
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中腹まで登ると足掛け場が乏しく、ほぼ腕力のみで上がる箇所があります。
若者達は助け合いながらその上段に行きましたが、それより先は危険そうとのことで、ここで終了。
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岩から降り、眺めの良い場所でランチタイム。

本日のランチはどん兵衛!
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超軽量な山用ULトレックテーブルを使って湯を沸かし、かき氷シロップのように雪をまとった富士山や南アルプスの勇姿を眺めながら、優雅なひと時を過ごします。
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岩場でも安心してバーナーを使えるから、今日もテーブル持参は正解でした。

さて、当初ここからアコウ平までピストンで帰る予定でしたが、朝日岳への気持ち良さそうな稜線が誘っています。
天気も良いので、大弛峠まで縦走することにしました。

12:30出発
相変わらず混雑している山頂を再び通過し、左手に瑞牆山とそのずっと奥にそびえる八ヶ岳を眺めながら、稜線を歩きます。
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正面にはこれから向かう朝日岳と、その右奥には国士ヶ岳。
そして左のずっと奥に先日登った甲武信ケ岳が見えました。
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しかし展望のある稜線は意外と早く終わり、樹林帯に入ります。
緩やかなアップダウンが続き、鞍部の休憩ポイント。
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さらに緩やかに登り、最後の少し急な斜面を登りきると、朝日岳山頂に到着。
山頂標だと思って撮った板は、道標だったようです。
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この先も緩やかなアップダウンの繰り返し。
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所々視界が開け、大弛峠に近づいているのが分かります。
この時間でも金峰方面に向かうハイカーと多くすれ違いました。

樹林の中をしばらく歩くと、14:10大弛峠に到着。
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駐車場はかなりの混み様で、ずっと下まで路駐が連なっています。
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ここから林道の舗装路を、アコウ平まで歩かなければなりません。
いつもながら舗装路歩きはうんざりします。
ヘアピン部でショートカットし、少しでも距離を縮めます。
気付けば木々がうっすら赤や黄に色づいており、紅葉を眺めて気持ちを繋ぎ止めました。
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そして15:20アコウ平の駐車場に到着。
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最後1時間の舗装路歩きを除けば、なかなか素敵なコースでした。
もし、このコースを歩くならば、峠に自転車をデポしておくことをお勧めします。

 

金峰山(アコウ平~大弛峠)


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